芙蓉会病院看護部 教育・人材育成
教育理念
芙蓉会病院および看護部の理念・基本方針に基づき、患者さんの人権を最優先にし、常に自己研鑽に励み、患者さん家族・地域の方々から受け入れられる質の高い看護・ケアを提供できる人材を育成します。また、個人が主体的にキャリア開発することができるように教育・支援を実施します。
教育方針
- 専門職業人として自ら教育環境を活用し、看護・介護実践を通して多職種および患者さんから学び、自己成長できる人材を育成します。
- 病院の特性を踏まえた専門的知識技術に熟練した看護・介護実践ができる人材を育成します。
- 個々の職員がその人らしく職業生活を送ることができるよう、自ら学びキャリア開発していく支援ツールとして、クリニカルラダー制度を展開します。
- 新人教育においては、プリセプター制度を展開し、教育担当者・実地指導者を中心に全職員が業務を通して教育・指導・支援を行います。
- 職員が主体的に学習できるよう、情報発信し院内・院外研修等学習の機会を提供します。
当院の教育・人材育成の特徴
1.キャリアラダー制度の導入
- 看護職・介護職それぞれの臨床実践能力をレベルⅠ~Ⅳの4段階で表しています。
- レベルⅠ以降は手上げ方式とし、個々の看護職員、介護職員が目標をもってスキルアップ、キャリア開発できるようになっています。
看護職員の入職後のキャリアパス(例)
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1年目
新卒看護師
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3年目
プリセプター
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5年目
臨地実習指導者
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7年目
看護主任
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11年目
看護師長
2.充実した研修内容
看護部主催の研修会の他、病院教育委員会主催の研修会があります。研修会は勤務時間内での開催を基本としています。
【看護部主催】
- キャリアラダー研修:レベル別に研修を開催
- 役割研修:行動制限最小化看護コース、看護研究、CVPPPフォローアップ研修、
実地指導者(プリセプター)研修、退院支援研修、看護補助者研修 - スキルアップ研修:急変時対応、窒息時対応、12誘導心電図 など
【病院教育委員会主催】
- 医療安全、感染、医薬品、医療機器、医療放射線、精神保健福祉法・CVPPP
- 権利・倫理、関連法規、個人情報保護、接遇、虐待・ハラスメント、褥瘡、BLS
- 院内研究発表会 など
3.外部研修への参加奨励
最新の動向、知識、スキルの獲得、意識の向上をはかります。研修費用は病院負担、出張・研修扱いでの参加です。
- 青森県看護協会、日本精神科看護協会などが主催する研修への参加
- 看護系学会への参加
- 日本精神科看護協会、日本看護協会が認定する認定看護師の資格取得を助成
(精神科認定看護師2名在籍)
4.新人看護・介護職員研修
- レベルⅠ研修を中心とした集合研修とOJTを組み合わせ行います
- 精神科領域だけではなく、身体的な技術もシミュレーター等を活用し学びます
- 実地指導者を配置(プリセプターシップ)、実地指導者を中心に部署全体で新人を支えます
- 法人全体で振り返り研修と施設間交流研修を開催、新人の交流の場、自施設では経験できない技術の研修を行います
5.看護部チーム活動
- 活動目的は、①看護ケア・専門性の向上を図り、質の高い看護の提供、②病院および看護部門の円滑な運営と業務改善、③人材育成 です
- 看護記録検討チーム
- 看護基準・手順検討チーム
- 介護手順検討チーム
- 看護部教育チーム
- 退院支援強化チーム
- CVPPPチーム(CVPPPトレーナー6名在籍)
- 摂食嚥下チーム
- 看護部5S活動