4年ほど前に、雑草ばかりのフラワーポットから濃い緑色の植物が生えた。

くびれがある葉の形から調べた結果、どうやら「プンタン(文旦)」のようである。

そこで思い出したのだが､前年に文旦を食べた後に、たくさん入っていた種を「芽が出るかも 」といって、 フラワーポットに蒔いてたのだ。

冬も落葉せずに青々としているので、シンボルツリーにでもと思い鉢に植替え、現在は120cm までに成長している。

 

 

私は以前から血圧が高めだったが、ついに昨年アムロジピンが処方されてしまった。

グレープフルーツ、文旦などの柑橘類は、薬の効果を増強するので注意が必要とされている薬で ある。

超ショック。実がなっても食べられないのか・・・。

だが、 調べてみると、注意を要するとされているカルシウム拮抗薬のうち、 本薬については影響は非常に小さいとされていた。

ラッキー、食べられるかも・・・。 だが､薬剤師としてそれでよいのか・・・ムムム。

ともあれ、さらに成長し、花が咲き、 付けた実を家族とまずいねなんて食べたりするかと思 うと、なんだか楽しく感じられる。

 

おいしいものがたくさん出回る時期になっていますが、 外出や運動などが思うようにできないこともあり、食べ過ぎに気を付ける必要がありますね。

 

秋みのり コロナ太りに輪をかける　　　なんてね。

 

薬剤科 工藤

2021.10.1